総会・常任幹事会・幹事会
2023年08月10日令和5年度第1回常任幹事会・拡大幹事会
令和5年8月10日(木)午後5時30分から、市ヶ谷の「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」において、令和5年度第1回常任幹事会・拡大幹事会が開催されました。
今回も、前年度同様にリアル開催とWeb会議のハイブリッド方式で実施されました。
1 第1部(議事)では、令和5年度の活動計画、令和5・6年度の各種委員会委員選任の決議がなされたほか、各種委員会報告、大阪支部総会の報告がなされました。
令和5・6年度執行部は、旧執行部が立案した中央大学や附属高校との関係での講演会、講義等を実現する役割を担うこととなり、委員会の委員も当初選任されていた委員を更に充実化させることといたしました。
2 第2部の講演会では、昭和46年に中央大学法学部卒業、時事通信社の元解説委員長である政治ジャーナリスト田﨑史郎様から、「岸田政研の行方~日本政治の舞台裏~」と題して講演を頂きました。政治家から信頼を勝ち取り、真実に迫るための取材手法、田中角栄元首相、安倍晋三元首相と比較した岸田現首相の人柄、政治手腕など、他の講演会ではなかなか聴くことの出来ない充実した講演で、参加者からも大好評でした。
今回の幹事会では70名を超える参加者がありましたが、多くの方が、この講演を目的とされていたと思います。
3 第3部の懇親会では、大村雅彦理事長、中島康予常任理事など大学関係の皆さまのほか、南甲倶楽部、学員体育会、その他各士業の学員会支部から大勢のご来賓をお迎えすることができました。会員間、会員と来賓の間でも積極的な談笑の輪が広がり、これから学員同士での交流が益々積極的になっていくと思われます。
日弁連会長である小林元治先生を含むご来賓から法曹界、中央大学(法科大学院)の状況や将来像についてお話しを頂戴しました。新執行部は、法曹会が最も歴史の古い学員会支部であることを認識し、これからも積極的な活動を行っていく所存ですので、ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
今回も、前年度同様にリアル開催とWeb会議のハイブリッド方式で実施されました。
1 第1部(議事)では、令和5年度の活動計画、令和5・6年度の各種委員会委員選任の決議がなされたほか、各種委員会報告、大阪支部総会の報告がなされました。
令和5・6年度執行部は、旧執行部が立案した中央大学や附属高校との関係での講演会、講義等を実現する役割を担うこととなり、委員会の委員も当初選任されていた委員を更に充実化させることといたしました。
2 第2部の講演会では、昭和46年に中央大学法学部卒業、時事通信社の元解説委員長である政治ジャーナリスト田﨑史郎様から、「岸田政研の行方~日本政治の舞台裏~」と題して講演を頂きました。政治家から信頼を勝ち取り、真実に迫るための取材手法、田中角栄元首相、安倍晋三元首相と比較した岸田現首相の人柄、政治手腕など、他の講演会ではなかなか聴くことの出来ない充実した講演で、参加者からも大好評でした。
今回の幹事会では70名を超える参加者がありましたが、多くの方が、この講演を目的とされていたと思います。
3 第3部の懇親会では、大村雅彦理事長、中島康予常任理事など大学関係の皆さまのほか、南甲倶楽部、学員体育会、その他各士業の学員会支部から大勢のご来賓をお迎えすることができました。会員間、会員と来賓の間でも積極的な談笑の輪が広がり、これから学員同士での交流が益々積極的になっていくと思われます。
日弁連会長である小林元治先生を含むご来賓から法曹界、中央大学(法科大学院)の状況や将来像についてお話しを頂戴しました。新執行部は、法曹会が最も歴史の古い学員会支部であることを認識し、これからも積極的な活動を行っていく所存ですので、ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
事務局長 弁護士 畑 克海
投稿日時:2023年09月05日
2023年05月23日令和4年度第4回常任幹事会・拡大幹事会及び令和5年度総会
令和5年5月23日(火)午後5時30分から、麹町の「スクワール麹町3階 錦華」において、令和4年度第4回常任幹事会・拡大幹事会及び令和5年度総会が開催されました。
今回も、前回と同様にリアル開催とWEB開催のハイブリッド方式で実施されました。
1 第1部(議事)では、令和4年度の活動報告、決算報告等の報告と、今回新たに制定される「中央大学法曹会特別奨励生制度」が議題にあげられました。
これは、中大法科大学院の学生の中でも特に優秀な学生に対して、奨学金や各種特典を与える制度で、今後の中央大学を支える有為な人材を育成するものといえます。
また、議事では、現在の執行部が退任となることから、令和5・6年度の次期執行部や役員、各種委員会委員などを選任しました。
手前味噌ではありますが、現在の執行部は、中大の他支部との交流活動を積極的に展開して、コロナ以前にも勝る幅広い交流状況を作りつつありました。また多方面にわたる広報活動を目指して、HPの大幅なリニューアルや冊子「中大法曹」のさらなる充実も行いました。
次期執行部におかれても、こういった活動の継続を是非お願いしたいと考えます。
2 第2部の講演会では、青沼隆之先生(元名古屋高検検事長)に、「検事長回顧録」とのタイトルで講演をいただきました。
青沼先生ご自身が経験され印象に残っている事件を通じて、検察官としてご苦労された点や気を付けるべき点などをうかがい、また司法取引の制度・事件のお話では、日本版の司法取引について理解を深めることができました。
今回のご講演も、今後、当会HPにおいて講演録として掲載できるかと思われますので、詳細は是非そちらをご覧ください。
3 第3部の懇親会では、通例どおり大学関係者の皆様の他、今回は南甲倶楽部や学員体育会の皆様にもご参加をいただきました。
会場のそこかしこで会話が弾み、談笑が広がる懇親会の場にいると、やはりWEB開催では味わえないリアル開催ならではの充実感を得られます。
今までの長いコロナ禍も、ほぼ収束したといって良いかと思われます。
これからは多くの会員諸氏との交流を深められる幹事会・総会が普通に開催できることに感謝する気持ちを忘れずに、会の活動に少しでもお役にたてればと考えます。
今回も、前回と同様にリアル開催とWEB開催のハイブリッド方式で実施されました。
1 第1部(議事)では、令和4年度の活動報告、決算報告等の報告と、今回新たに制定される「中央大学法曹会特別奨励生制度」が議題にあげられました。
これは、中大法科大学院の学生の中でも特に優秀な学生に対して、奨学金や各種特典を与える制度で、今後の中央大学を支える有為な人材を育成するものといえます。
また、議事では、現在の執行部が退任となることから、令和5・6年度の次期執行部や役員、各種委員会委員などを選任しました。
手前味噌ではありますが、現在の執行部は、中大の他支部との交流活動を積極的に展開して、コロナ以前にも勝る幅広い交流状況を作りつつありました。また多方面にわたる広報活動を目指して、HPの大幅なリニューアルや冊子「中大法曹」のさらなる充実も行いました。
次期執行部におかれても、こういった活動の継続を是非お願いしたいと考えます。
2 第2部の講演会では、青沼隆之先生(元名古屋高検検事長)に、「検事長回顧録」とのタイトルで講演をいただきました。
青沼先生ご自身が経験され印象に残っている事件を通じて、検察官としてご苦労された点や気を付けるべき点などをうかがい、また司法取引の制度・事件のお話では、日本版の司法取引について理解を深めることができました。
今回のご講演も、今後、当会HPにおいて講演録として掲載できるかと思われますので、詳細は是非そちらをご覧ください。
3 第3部の懇親会では、通例どおり大学関係者の皆様の他、今回は南甲倶楽部や学員体育会の皆様にもご参加をいただきました。
会場のそこかしこで会話が弾み、談笑が広がる懇親会の場にいると、やはりWEB開催では味わえないリアル開催ならではの充実感を得られます。
今までの長いコロナ禍も、ほぼ収束したといって良いかと思われます。
これからは多くの会員諸氏との交流を深められる幹事会・総会が普通に開催できることに感謝する気持ちを忘れずに、会の活動に少しでもお役にたてればと考えます。
事務局長 弁護士 平賀 修
投稿日時:2023年05月25日
2023年03月30日新キャンパス合同開校式
令和5年3月30日、中央大学茗荷谷キャンパス、駿河台キャンパスの合同開校式が開催されました。午前10時より、茗荷谷キャンパス1階の特大教室で式典が行われ、大村理事長から中央大学の歴史と発展についての挨拶があり、河合学長から都心回帰ではなく、都心展開であるとの挨拶がありました。その後、成澤文京区区長、小林日弁連会長、久野学員会会長から祝辞があり、テープカットが行われました。
式典後、参加者はいくつかのグループに分かれて、茗荷谷キャンパスを内覧しましたが、キャンパスを繋ぐ吹抜け、ミドルテンプルを模した食堂や図書館、四季折々の花が咲く屋上庭園、随所に設けられたラウンジなど、至れり尽くせりの施設や設備が整っており、往時の校舎を知る参加者からは隔世の感があるとの感想が漏れていました。
午後1時半からは、駿河台キャンパスの内覧会が開催されました。駿河台キャンパスも、1階エントランスは洒落た感じで、5階模擬法廷は格調があり、19階カフェテリアからはお茶の水の景色を一望できるなど、近代的かつ機能的な建物でした。
このようなキャンパスで学生生活を送ることのできる学生は幸せ者です。
式典後、参加者はいくつかのグループに分かれて、茗荷谷キャンパスを内覧しましたが、キャンパスを繋ぐ吹抜け、ミドルテンプルを模した食堂や図書館、四季折々の花が咲く屋上庭園、随所に設けられたラウンジなど、至れり尽くせりの施設や設備が整っており、往時の校舎を知る参加者からは隔世の感があるとの感想が漏れていました。
午後1時半からは、駿河台キャンパスの内覧会が開催されました。駿河台キャンパスも、1階エントランスは洒落た感じで、5階模擬法廷は格調があり、19階カフェテリアからはお茶の水の景色を一望できるなど、近代的かつ機能的な建物でした。
このようなキャンパスで学生生活を送ることのできる学生は幸せ者です。
中大法曹会会長 鈴木雅芳
投稿日時:2023年03月31日
2023年01月24日令和4年度 第3回常任幹事会・拡大幹事会
令和5年1月24日(火)午後5時30分から、麹町の「スクワール麹町3階 錦華」において、令和4年度第3回常任幹事会・拡大幹事会が開催されました。
令和4年5月以降、当会は、リアル開催とWEB開催のハイブリッド方式で、幹事会など各種行事を実施しております。
1 第1部(議事)では、令和4年度の活動報告として、募金実行員会、広報委員会、交流委員会、法職教育検討委員会、そして中央大学への提言に関する報告を行いました。
募金活動に関しては、現在まで皆様のご協力のもと、一応順調に推移しており、徐々に募金額も増加しているものの、当初目標の実現まで油断せず活動することが報告されました。
広報活動については、冊子「中大法曹」の発刊に向けて、原稿が揃いつつあり、今年3月下旬ころに発刊を迎える旨が伝えられました。また、中大法曹会 HPが、日々改訂されており、内容も充実したものに生まれ変わっていることが明らかにされました。皆様も是非ご覧ください。
交流活動は、従前と比較しますと、非常に幅広く展開されているのが実情です。今までには、行政書士白門会、不動産関連白門会、社会保険労務士白門会などと交流会を実施し、さらに昨日(1月23日)も公認会計士白門会との交流会が行われておりました。今後は南甲倶楽部との勉強会なども検討課題になっています。
法職教育関係では、法廷傍聴が大変に好評を博しました。定員20名のところ60名の応募があり、やむなく抽選で参加者を決定した経緯がありました。そのため、次年度においては回数を増やして、より多くの中大生が参加できる体制作りをする予定です。
大学への提言については、既に昨年度総会以降、何度かご報告をしておりますが、この4月には、法学部と法科大学院が都心移転することもあり、具体的に人的・物的双方の側面においていかに大学側と提携してくか、その各論を詰めている状況です。
2 第2部(講演)では、猪股孝史法学部長と小林明彦法務研究科長より、タイムリーな都心回帰をテーマとして、「移転間近! 中大法学部、中大法科大学院の現状と課題!!」というタイトルで、ご講演をいただきました。
猪股先生からは、中大法学部棟の全容、今後の移転予定などを詳しくお伝えいただきました。また小林先生からは、今後の司法試験での合格者増加に向けて、法科大学院がいかなる体制で取り組んでいくのか、教育システムとともに、現状で解決すべき問題点などが語られました。
4月の都心回帰を契機として、今後の母校が躍進することを大いに期待するところです。
3 第3部の懇親会では、若手の参加が近時少なくなっていた現状に鑑み、75期に別途案内を出すことにした結果、8名の75期弁護士が参加してくれました。閉会後の感想を75期の数名から聞きましたが、「中大法曹会に参加できたことが嬉しい」、「先輩方と話をする機会が得られて勉強になった」といった回答があり、今後も多くの若手の参加を実現しつつ、当会を盛り上げていく所存です。
令和4年5月以降、当会は、リアル開催とWEB開催のハイブリッド方式で、幹事会など各種行事を実施しております。
1 第1部(議事)では、令和4年度の活動報告として、募金実行員会、広報委員会、交流委員会、法職教育検討委員会、そして中央大学への提言に関する報告を行いました。
募金活動に関しては、現在まで皆様のご協力のもと、一応順調に推移しており、徐々に募金額も増加しているものの、当初目標の実現まで油断せず活動することが報告されました。
広報活動については、冊子「中大法曹」の発刊に向けて、原稿が揃いつつあり、今年3月下旬ころに発刊を迎える旨が伝えられました。また、中大法曹会 HPが、日々改訂されており、内容も充実したものに生まれ変わっていることが明らかにされました。皆様も是非ご覧ください。
交流活動は、従前と比較しますと、非常に幅広く展開されているのが実情です。今までには、行政書士白門会、不動産関連白門会、社会保険労務士白門会などと交流会を実施し、さらに昨日(1月23日)も公認会計士白門会との交流会が行われておりました。今後は南甲倶楽部との勉強会なども検討課題になっています。
法職教育関係では、法廷傍聴が大変に好評を博しました。定員20名のところ60名の応募があり、やむなく抽選で参加者を決定した経緯がありました。そのため、次年度においては回数を増やして、より多くの中大生が参加できる体制作りをする予定です。
大学への提言については、既に昨年度総会以降、何度かご報告をしておりますが、この4月には、法学部と法科大学院が都心移転することもあり、具体的に人的・物的双方の側面においていかに大学側と提携してくか、その各論を詰めている状況です。
2 第2部(講演)では、猪股孝史法学部長と小林明彦法務研究科長より、タイムリーな都心回帰をテーマとして、「移転間近! 中大法学部、中大法科大学院の現状と課題!!」というタイトルで、ご講演をいただきました。
猪股先生からは、中大法学部棟の全容、今後の移転予定などを詳しくお伝えいただきました。また小林先生からは、今後の司法試験での合格者増加に向けて、法科大学院がいかなる体制で取り組んでいくのか、教育システムとともに、現状で解決すべき問題点などが語られました。
4月の都心回帰を契機として、今後の母校が躍進することを大いに期待するところです。
3 第3部の懇親会では、若手の参加が近時少なくなっていた現状に鑑み、75期に別途案内を出すことにした結果、8名の75期弁護士が参加してくれました。閉会後の感想を75期の数名から聞きましたが、「中大法曹会に参加できたことが嬉しい」、「先輩方と話をする機会が得られて勉強になった」といった回答があり、今後も多くの若手の参加を実現しつつ、当会を盛り上げていく所存です。
事務局長 弁護士 平賀 修
投稿日時:2023年01月27日
2022年08月10日令和4年度 第1回常任幹事会・拡大幹事会
令和4年8月10日(水)午後5時30分より、本年度の第1回常任幹事会・拡大幹事会が開催されました。
最近の新型コロナ感染拡大の状況を考慮してWEB会議にて開催となりましたが、24名の皆様にご参加いただき、第2部(講演会)においては、質疑応答も充実した盛会となりました。
1 第1部(議事)では、委員会等からの報告がありました。
(1)募金実行委員会(林委員長)からは、募金の実績状況、茗荷谷における新校舎での学研連の利用料負担の問題、法科大学院の奨励金、さらに今後の募金活動の方針などが報告されました。
目標額にはまだ十分ではない現状にあることから、今後も当会一丸となって募金活動を推し進める予定です。
(2)機構改革実行特別委員会(横井委員長)からは、6月17日に行われた各支部(大阪支部、福岡支部、栃木支部、旭川支部、鹿児島支部、福島支部)との交流会に関する報告がありました。各支部の活動状況や、今後の交流に関する各支部からの要望など、交流会での議論が詳しく紹介されました。
今後の交流活発化に向けて、講演会の講師紹介や資金援助など、具体的な方策が示され、より一層の交流を企画する方向が示されました。
(3)広報委員会(矢部委員長)からは、今年度に予定されている広報活動として、冊子「中大法曹」の刊行に関して著名人(中大出身のアナウンサー)との対談を実施したこと、創刊号以降の「中大法曹」をすべてHPにアップしたこと等が報告されました。
また、積極的な情報発信を行うべく、大学関連の冊子やメディアの利用、またSNSの活用といった新しい取り組みを行うことが今後の検討事項である旨説明されました。
(4)交流委員会(松田委員長)からは、8月2日に実施された不動産建設白門会との交流会の模様について報告されるとともに、今後、社労士白門会、公認会計士会、行政書士会などとの各交流会が予定されていることが紹介されました。
まだまだコロナ禍が続く状況ではありますが、慎重に状況を見極めつつ、各会との積極的な交流を図っていく予定です。
(5)大学等への提案書に関する件(矢部先生、池内先生ご担当)では、大学、法科大学院と当会との協議会の報告がなされました。現状のカリキュラムでは時間的余裕がないこと、また真に有益な講義として裁判実務以外の予防法学科目が必要であること等、各種の問題点が明らかになった点で、今後の取り組みに資する有益な議論ができたものと考えております。今後も検討を深める予定です。
(6)大阪支部(塩路副会長)からは、7月25日に実際された大阪支部総会の模様が紹介されました。参加者も毎回多く、懇親ゴルフなどを含む非常に活発な活動を展開されており、今後の支部活動の一つの模範と言い得るものと感じました。
資金援助についても何度かご提言をいただいており、当会の運営姿勢につき検討を深めることにも寄与いただいております。
2 第2部(講演会)では、山本俊先生(62期)より、「AI時代の法務の在り方」の演題で、ご講演をいただきました。
有用なツール利用を進めることによって従来の事務作業から解放され、先端分野の研究やより良いサービス提供が可能になること、法務リソースの確保により法務担当者は経営に近いポジションに立ち、法務という職種の地位が向上すること等、今後の法務における課題や道筋について興味深いお話をいただきました。
山本先生、誠にありがとうございました。
最近の新型コロナ感染拡大の状況を考慮してWEB会議にて開催となりましたが、24名の皆様にご参加いただき、第2部(講演会)においては、質疑応答も充実した盛会となりました。
1 第1部(議事)では、委員会等からの報告がありました。
(1)募金実行委員会(林委員長)からは、募金の実績状況、茗荷谷における新校舎での学研連の利用料負担の問題、法科大学院の奨励金、さらに今後の募金活動の方針などが報告されました。
目標額にはまだ十分ではない現状にあることから、今後も当会一丸となって募金活動を推し進める予定です。
(2)機構改革実行特別委員会(横井委員長)からは、6月17日に行われた各支部(大阪支部、福岡支部、栃木支部、旭川支部、鹿児島支部、福島支部)との交流会に関する報告がありました。各支部の活動状況や、今後の交流に関する各支部からの要望など、交流会での議論が詳しく紹介されました。
今後の交流活発化に向けて、講演会の講師紹介や資金援助など、具体的な方策が示され、より一層の交流を企画する方向が示されました。
(3)広報委員会(矢部委員長)からは、今年度に予定されている広報活動として、冊子「中大法曹」の刊行に関して著名人(中大出身のアナウンサー)との対談を実施したこと、創刊号以降の「中大法曹」をすべてHPにアップしたこと等が報告されました。
また、積極的な情報発信を行うべく、大学関連の冊子やメディアの利用、またSNSの活用といった新しい取り組みを行うことが今後の検討事項である旨説明されました。
(4)交流委員会(松田委員長)からは、8月2日に実施された不動産建設白門会との交流会の模様について報告されるとともに、今後、社労士白門会、公認会計士会、行政書士会などとの各交流会が予定されていることが紹介されました。
まだまだコロナ禍が続く状況ではありますが、慎重に状況を見極めつつ、各会との積極的な交流を図っていく予定です。
(5)大学等への提案書に関する件(矢部先生、池内先生ご担当)では、大学、法科大学院と当会との協議会の報告がなされました。現状のカリキュラムでは時間的余裕がないこと、また真に有益な講義として裁判実務以外の予防法学科目が必要であること等、各種の問題点が明らかになった点で、今後の取り組みに資する有益な議論ができたものと考えております。今後も検討を深める予定です。
(6)大阪支部(塩路副会長)からは、7月25日に実際された大阪支部総会の模様が紹介されました。参加者も毎回多く、懇親ゴルフなどを含む非常に活発な活動を展開されており、今後の支部活動の一つの模範と言い得るものと感じました。
資金援助についても何度かご提言をいただいており、当会の運営姿勢につき検討を深めることにも寄与いただいております。
2 第2部(講演会)では、山本俊先生(62期)より、「AI時代の法務の在り方」の演題で、ご講演をいただきました。
有用なツール利用を進めることによって従来の事務作業から解放され、先端分野の研究やより良いサービス提供が可能になること、法務リソースの確保により法務担当者は経営に近いポジションに立ち、法務という職種の地位が向上すること等、今後の法務における課題や道筋について興味深いお話をいただきました。
山本先生、誠にありがとうございました。
(事務局長 弁護士 平賀 修)
投稿日時:2022年08月17日