中央大学法曹会

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総会・常任幹事会・幹事会

2024年04月20日合同開館式(FOREST GATEWAY CHUO)

 令和6年4月20日、中央大学FOREST GATEWAY CHUOにて、法と正義の資料館及び中央大学大学史資料館の合同開館式が開催され、事務局長の畑が出席しました。なお、FOREST GATEWAY CHUOは多摩キャンパスにできた新しい施設で、国際経営学部の授業は主にここで行われています。
 
 開館式では、大村雅彦理事長から、法と正義の資料館の開館にあたって、当会会員である奥野善彦先生、前日弁連会長の小林元治先生に多大なご協力を頂いたことの報告がなされ、テープカットには小林先生も加わりました。
 その後、資料館のお披露目と説明会がありました。イタイイタイ病訴訟で中心的な役割を果たされた中央大学出身の松波淳一先生のコーナーでは、松波先生が膨大な医学文献を独学で読み込み、医学部教授を反対尋問で打ち崩した資料等も展示されていました。
 資料館を見学した高校生が社会正義のために奮闘した松波先生に感銘を受け、中央大学を受験してくれることに期待します。
事務局長 弁護士 畑 克海

投稿日時:2024年06月20日

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2024年01月25日令和5年度第3回常任幹事会・拡大幹事会

議事の様子

令和6年1月25日(金)午後5時30分から、千代田区一ツ橋の「如水会館」において、令和5年度第3回常任幹事会・拡大幹事会が開催されました。

1 第1部(議事)では、令和5年度の各種委員会や執行部について、新型ウィルス感染症の収束に伴い、コロナ禍前よりも一層活発に活動が行われていることの報告がなされました。また、私学法改正に伴って中央大学でもその検討を始めているようだとの報告もされております。
2 第2部の講演会では、中央大学副学長である佐藤信行教授による「AIは法システムの破壊者か、あるいは、法システムはチューリング・テストをこえられるか」と題して講演を頂きました。
現在の法システムの根底にある近代法システムはコンピューター技術開発前の社会に対応して作られたものである。AIの進化に伴い、既存の法律の枠組みで対応できるもの、特別法で対応ができるもののほかに、相当規模の法システムの改革が必要となるものがあるとの説明がなされ、近時話題の生成系AIについて、もはやコンピューターが計算の道具ではなく「意思をもって行動しているように見える」(チューリング・テストを通過している)ことから生じる様々な問題にどのように法を整備し対応していくか、という大変貴重な講演となりました。
3 第3部の懇親会では、大村雅彦理事長、石井 靖常任理事など大学関係の皆さま、大木田守学員会副会長、南甲倶楽部、学員体育会からご来賓をお迎えすることができました。
司法修習13期の大先輩である堀合辰夫先生から乾杯のご発声を頂き、また、中央大学応援団団長小林君と櫻井副会長の2名によるエールが行われ、中締めとなりました。さすが現役の応援団長らしく迫力ある熱のこもったエールに参加した会員一同感心致しました。
事務局長 弁護士 畑 克海

佐藤信行教授によるご講演

会長ご挨拶

中央大学応援団団長小林君と櫻井副会長によるエール

投稿日時:2024年03月05日

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2023年11月24日令和5年度第2回常任幹事会・拡大幹事会

石田会長ご挨拶

令和5年11月24日(金)午後5時30分から、市ヶ谷の「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」において、令和5年度第2回常任幹事会・拡大幹事会が開催されました。
 
1 第1部(議事)では、令和5年度春/秋の叙勲者・栄進者の報告、各種委員会や執行部の活動報告がなされました。委員会報告の中では、法職教育検討委員会が企画し、中央大学茗荷谷キャンパスにて開催された元日弁連会長である山岸憲司先生による講演会の様子も報告されております。
また、新しく中央大学法学部長に就任された遠藤研一郎教授からの挨拶も行われております。
2 第2部の講演会では、涼和総合法律事務所所属の高取由弥子弁護士から、「宇宙ビジネスと宇宙法政策の最前線-今、法律家に求められるもの」と題して講演を頂きました。宇宙ビジネスの広がりとそれに関する法務体制の必要性、国連宇宙5条約や国内法としての宇宙活動法の紹介、宇宙活動における国への責任集中原則と打ち上げ国の損害責任制度など一般的には馴染みのない先進的な講演となりました。
3 第3部の懇親会では、大村雅彦理事長、大貫裕之常任理事など大学関係の皆さま、久野修慈学員会会長、南甲倶楽部、学員体育会からご来賓をお迎えすることができました。
 高取先生ご紹介のJAXAの方も懇親会にご参加くださり、宇宙法や宇宙政策について当会会員と熱のこもったやり取りがなされていたのが印象的でした。
事務局長 弁護士 畑 克海

遠藤法学部長のご挨拶

高取先生のご講演

ご講演の様子

懇親会の様子

投稿日時:2024年01月04日

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2023年11月07日中央大学ホームカミングデー 無料法律相談会

令和5年10月29日(日)午前12時00分から、多摩キャンパスにおいて、4年ぶりの対面形式のホームカミングデーが開催されました。
中央大学法曹会においても、メイン会場となった、多摩キャンパスに新築されたFOREST GATEWAY CHUOにおいて無料法律相談会を実施しました。
FOREST GATEWAY CHUOは、国際系の新学部を中心に、講義・交流の場となる棟であり、とても近代的な造りの建物となっております。

1 今回のホームカミングデーは、飲酒等は不可であることはもちろん、多摩キャンパス内でのエリアを縮小しての開催でした。
ですが、これまでパンデミックの影響で母校と同窓生になかなか触れることができなかった学員のみなさんにおいては、久しぶりのホームカミングデーだということで、大いに盛り上がり、旧交を暖めておりました。
 
2 私達法曹会は、メイン会場の目の前の部屋という素晴らしい場所を提供され、石田茂会長、森徹副会長、畑克海事務局長と共に無料法律相談を実施致しました。これまでは外の出店で行っておりましたが、今回からは、部屋の中でということになりました。
 飾られた中央大学法曹会の幟を見て、何人かの学員の方にフラッとお立ち寄りいただきました。相続関係の問題や、請負の代金請求等、本格的な法律相談で来られる方もいました。お話を真摯にお聞きし、法律的にできることをご回答して、満足してお帰りいただきました。
 
3 最後の抽選会においては、理事長や各要職の方々の名前を冠した賞について、自らくじ引きを引いており、絶叫や歓声があがって湧いておりました。
 以上のように、ホームカミングデーと、中央大学法曹会の無料法律相談会は、好評を得て終了しました。今後も、積極的な活動を行っていく所存ですので、ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

法律相談の様子

投稿日時:2023年11月07日

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2023年10月14日中央大学法曹会主催講演会『君たちが築く未来の法曹界』

山岸先生のご講演

令和5年10月14日(土)午後3時から、中央大学茗荷谷キャンパスにおいて、中央大学法曹会主催講演会が開催されました。
 
1 第1部では、元日本弁護士連合会会長の山岸憲司先生による「近未来社会における法曹の役割」と題する基調講演が茗荷谷キャンパス1階の特大教室にて行われました。
  山岸先生からは、これからの法曹、その活躍の場はどう広がるか。さまざまな権力構造の中で権力によって権利を侵害された者、不利益を受けた者を救済することが紛争の解決とともに司法の大きな役割であり、我々法曹の役割である。法曹は闘うための武器の正しい使い方を習得し、磨き上げる必要があるという理念の話から、日弁連の役割、近時話題となっている第三者委員会まで幅広い法曹の活躍の場について講義を頂きました。
学生も山岸先生のお話に真剣に耳を傾けており、法曹の社会的役割を認識してくれたものと思います。
2 第2部の個別セッションでは、「現代社会における法曹の意義」、「弁護士業務(主として民事)の変化とやりがい」、「刑事弁護の進歩と醍醐味」、「女性法曹の社会的意義」、「法曹業務の拡大」という在学生に関心のある5つのテーマを設けて、各教室20名程度でセッションを行いました。
この個別セッションには、山岸憲司先生を始め、各テーマを語って頂くに相応しい法曹会会員が参加し、学生と質疑応答を含めて内容の濃いやり取りがなされました。
3 第3部の懇親会では、会場を茗荷谷キャンパス地下1階の学生食堂に移し、法曹会会員と学生が食事を共にしながら実際の弁護士業務での苦労話や就職に関する話題まで長時間に亘って積極的な談笑の輪が広がりました。
4 今回の講演会は、中央大学法曹会として初めての試みでしたが、在学生からのアンケート結果によれば、法曹としてあるべき姿が分かった、実際に弁護士として働いている人の生の声を聴くことができる貴重な機会だったなど好評な結果となりました。
次年度以降も今回のような講演会を企画するか他の企画とすべきか等検討要素はありますが、当会は引き続き母校中央大学法学部生のための活動を続けていく予定です。
事務局長 弁護士 畑 克海

ご講演の様子

個別セッションの様子

個別セッションの様子

懇親会の様子

投稿日時:2023年11月24日

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