中央大学法曹会

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各種研修会

2019年03月19日若手法曹・修習生向け講義 「高裁裁判官から見た,勝てる(・・・)訴訟活動」

 今回は,法曹会館・高砂の間にて,森・濱田松本法律事務所の奥田隆文弁護士(元東京高裁部総括判事)を講師にお迎えし,若手会員に向けて裁判官の立場から見た良い書面,勝てる書面とは何かについてご講演いただきました。
 今回講師としてお招きした奥田隆文弁護士は,平成28年6月に裁判官を定年退官されるまでの間,東京地方裁判所や東京高等裁判所の部統括判事を務められるなど,民事裁判実務の第一線で,数多くの事件に携わられてきたご経歴をお持ちです。
 訴訟活動,中でも主張書面の作成は,弁護士業務の根幹となる作業の一つです。日々,どうすれば自身の主張を裁判官に良く理解してもらえるかを創意工夫の上,主張書面の作成に当たっている弁護士も多いかと思います。今回の講演では,それらの点を裁判官ご経験者から直に伝授いただく機会として大変有意義なものでした。

 研修会に引き続き行われた懇親会(弁護士会館地下1階「鳳鳴春」)も大勢の方にご参加いただき,大盛況でした。若手会員達が闊達に情報交換をし,若手会員の方々は,懇親会の場でも奥田隆文先生から様々な教示を得られたことと思います。
 
 奥田隆文先生には,ご多忙にもかかわらず,講師をお引き受けいただき,誠にありがとうございました。

(事務局次長 弁護士 國井 友和)

投稿日時:2019年03月20日

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2014年08月01日
2014年08月1日平成26年度若手会員向け研修講座①
「税理士による実務に役立つ相続税の基礎」
講師:中大会計人会 税理士 小池 正明 先生(昭和49年卒)

今回は,中央大学会計人会の税理士小池正明先生を講師にお迎えし,若手会員に向けて,相続税の基礎についてご講演いただきました。
本研修会の出席者は,法曹会30名及び会計人会12名と盛況で,若手会員が,相続案件で,日頃,相続税の基礎知識習得の必要性を痛感している様子が伺われました。
 
弁護士としては,遺産分割を受任するにあたっては,その先の納税手続まで念頭においた活動が必要であることが小池先生のお話でよく分かりました。納税手続を見据えない弁護活動により,依頼人に多大な不利益をももたらしかねないことを肝に銘じて,今後の相続事案の対応を心がけたいものです。
 
研修会に引き続き行われた懇親会も,研修会出席者の9割以上が参加と,大盛況でした。主にベテランが中心の税理士の先生方と若手会員達が闊達に情報交換をし,若手会員は懇親会の場でも,税理士の先生方から様々な教示を得られたことと思います。
 
小池正明先生には,ご多忙にもかかわらず,講師をお引き受けいただき,誠にありがとうございました。
以上

投稿日時:2014年08月26日

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2014年02月24日平成25年度若手会員向け研修講座②
「実務に役立つ公証役場の活用方法」
講師:日本公証人連合会会長 宮沢 忠彦 先生(25期)

平成26年2月24日(月)午後6時30分~東京會舘

平成25年度第3回常任幹事会・幹事会に引き続き、午後6時30分から7時30分まで、若手会員向け研修講座「実務に役立つ公証役場の活用方法」と題して、中央大学卒の日本公証人連合会会長・渋谷公証役場公証人の宮沢忠彦先生に講演していただきました。参加者は56名(うち55期以降が31名)でした。

宮沢先生は富山・熊本・長野各地検検事正を歴任され平成18年から公証人をされており、豊富な実務経験に基づき、高齢化社会を迎え重要視されてきた遺言公正証書、任意後見公正証書、離婚給付契約公正証書の新しい活用方法をレジュメに従い、大変わかりやすくご説明してくださり、新入会員だけでなく、私たちも、今後本格的な高齢化社会を迎え需要が増える分野につき、依頼者の願いをかなえられる新しい活用方法を知ることができ、とても勉強になりました。

その後に行われた懇親会でも、宮沢先生が新入会員と若手会員に向け、公証人はいろいろノウハウがあるから公証役場を上手に活用してほしいと挨拶されました。若手会員から、それまであまりなじみのなかった公証役場・公証人との距離が縮まり、気軽に公証役場に相談に持ち込めそうで安心したという感想が聞こえてきました。

宮沢先生には大変ご多忙にもかかわらず講師をお引き受けいただき、心から御礼申し上げます。

投稿日時:2014年03月07日

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2013年11月21日平成25年度若手会員向け研修講座①
「改正労働契約法により増加が予想される個別労働紛争と問題点について」
講師:弁護士 安西 愈 先生(23期)

平成25年11月21日(木)午後6時~ 東京會舘東商スカイルーム

平成25年度第2回常任幹事会・幹事会に引き続き,平成25年度若手会員向け研修講座として,中央大学卒で労働法の大家の安西愈先生をお招きし,「改正労働契約法により増加が予想される個別労働紛争と問題点について」をテーマに講演会を行いました。参加者は35名(うち55期以降が15名)でした。

講演会では,安西先生から,平成24年労働契約法改正で新設された有期労働契約の無期労働契約への転換制度や,有期労働契約の雇止めの問題についてご講演いただきました。

続いて行われた懇親会では,若手会員が安西先生に講演会では聞けなかったことを質問する場面も見られ,常任幹事・幹事の先生方と若手会員の交流が見られる和気藹々とした雰囲気でした。

安西先生にはご多忙の中講師をお引き受けいただき,心から御礼申し上げます。

投稿日時:2014年03月03日

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2013年08月06日中央大学法曹会・法科大学院同窓会との共催企画「若き法曹の活動分野~今から始める就活戦略~」

平成25年8月6日(火)午後6時45分~ 東京會舘

平成25年度第1回常任幹事会・幹事会に際し,初めての試みとして,法曹会と法科大学院同窓会との共催で「若き法曹の活動分野」と題して,法科大学院修了生及び在学生向けのパネルディスカッションを行いました。

パネリストには,外資系の法律事務所を経て現在独立開業されている山崎健介先生(法科大学院2期・新61期),静岡の法律事務所で勤務弁護士をされている坂田吉加先生(法科大学院4期・新63期),東京の法律事務所を経て現在インハウスローヤーをされている小松淳一先生(法科大学院4期・新63期,法科大学院同窓会会長),司法試験合格後公正取引委員会に就職された加納友希子先生(法科大学院5期)をお招きし,法科大学院修了生や在学生が最も関心のある就職活動のやり方や若手弁護士の働き方,実際の仕事の内容等についてお話をしていただきました。パネリストからは,「スピード」「熱意」「人とのつながり」の大切さが熱く語られました。

本企画には,法曹会会員58名(うち法科大学院出身の会員24名),司法修習生3名,法科大学院修了生58名,法科大学院在学生38名の計162名が参加しました。懇親会も会場に若い人があふれかえるほど大変な賑わいを見せていました。修了生らからは,年代の近い若手法曹の働き方や就職活動への取り組み方がわかりとてもよかったという感想を述べており,大変好評でした。本企画は,本年8月にも実施する予定でいます。

投稿日時:2014年03月03日

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