中央大学法曹会

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会長挨拶 2020年10月02日

会 長 挨 拶
 
                    会 長  若  江  健  雄
 
1 私は、神洋明前会長の辞任を受け、令和2年5月28日に開催されました
総会において中央大学法曹会会長に選任されました。よろしくお願い致します。
私の任期は前会長の残任期間の1年となりますが、基本的には前会長の活動方針を継承してまいりたいと存じます。
 
2 中央大学法曹会は、会の活性化と継続的な発展を目指して活動しておりますが、一方で、大学の興隆と司法の発展、法曹の向上、法学の進歩に寄与することも目的とされております。
この目的のため、中央大学法曹会は、大学の理事・監事、評議員、商議員、学員会へと多くの人材を推薦し、また法学部・法科大学院へは実務家教員を輩出し、エクスターンシップ制度やリーガルクリニック制度への協力、さらに奨学金の給付や中央大学・中央大学法科大学院出身の司法修習生の就職指導等を行い、司法修習生や若手法曹のためのセミナーや講演会を行なってまいりました。
 
3 ところで、ご承知のとおり、2023年には法学部が理工学部のある後楽園駅の隣の茗荷谷駅近くに、法科大学院が駿河台記念館を建て替えた新校舎に移転することになっております。これは、これまで法曹会としても待望しておりました法学部の都心回帰と法科大学院との連携の取れた法学教育の実現化に大学が踏み出したことになり、さらに法学部3年+法科大学院2年の最短5年で司法試験資格が認められる「法曹コース」の創設と相俟って、これまで以上に法科の中央として法曹界に優秀な人材を送り込む大きな柱となることと思います。法曹会としては、このような新たな環境のもとでの法学部および法科大学院からの各種要請には積極的に応えていきたいと考えると共に学生に対するより実効性のある支援を行なっていかなければならないと考えております。また、大学の興隆、発展のためにも法人からの要請に対しても適確に応えられるよう努力してゆきたいと考えております。   
 
4 法曹会としては、これまでも行なってきた組織強化・財政基盤の充実はもちろん、各種委員会活動、他の学員会支部との交流、グローバル化を要請される若手法曹に対するセミナーや講演会、異業種との交流等の活動を引き続き充実させていかねばなりません。しかし、現在の新型感染症コロナウイルス禍の下では安全を第一とし、そのためにも法曹会ホームページの一層の充実やWeb会議の活用等を念頭に置きながら活動を行なってゆきたいと思います。
  なお、私の任期も一年ということではありますが、会員の皆様のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
                                 以上