会長挨拶 2021年09月10日
会 長 挨 拶
会 長 鈴 木 雅 芳
2 中央大学法曹会は、会員相互の親睦をはかり、中央大学の興隆と司法の発展、法曹の向上、法学の進歩に寄与することを目的としており、この目的を実現するため、これまで、各種委員会活動、他の学院会支部との交流に務め、若手法曹に対するセミナーや講演会、司法試験合格者祝賀会、叙勲祝賀会、各種懇親会、ホームカミングデー無料法律相談会などを開催するなど、様々の活動を行って参りました。ところが、新型コロナウィルスが蔓延して、懇親会、交流会などのイベントは全て中止となり、中央大学法曹会の総会、拡大幹事会、執行部会、各種委員会、セミナーなども全てWEB会議システムを用いて実施せざるを得なくなり、活動が大きく制約されました。
3 中央大学は、中長期事業計画に基づいて、昨年8月に茗荷谷キャンパスの建設工事を開始し、法学部を都心に戻します。また、本年は駿河台記念館跡地に駿河台キャンパスの建設工事が始まり、法科大学院が移転することとなります。いずれも令和5年度の開校を予定しており、これらが開校しますと、法学部と法科大学院が地理的に近接し、法曹養成教育の連携・強化を図ることができるようになります。これらの施策によって、「法科の中央」の再現が期待され、中央大学法曹会としましても、中央大学法学部・法科大学院とより一層緊密に連携し、法曹養成に積極的に関与し寄与していく必要があると考えます。現在、中央大学は、キャンパスの建築資金などの一部を賄うため、「飛躍募金」を募っており、中央大学法曹会もこれに協力すべく、募金実行員会を立ち上げました。近々、会員の皆様にもご協力をお願い致しますので、その節はご協力のほどよろしくお願いします。
4 今後ワクチン接種が進めば、いずれ新型コロナウィルスも沈静化し、元の日常に戻る日が来ます。中央大学法曹会の活動も当面は制約を受けることとなりますが、来るべき日に向けて着実に準備を進めて参りたいと思います。
会員の皆様には、ご協力、ご支援のほどよろしくお願い致します。
以上