社会保険労務士白門会との交流会は、昨年に引き続き企画され、今年度は、令和６年３月７日に中央大学駿河台キャンパスにおいて開催しました。
　まずは、講演会を開催しました（４４名参加。法曹会２２名、社会保険労務士白門会２２名）。今年度は、弁護士平岡卓朗先生（山越総合法律事務所）と社会保険労務士菅原由紀先生（社労士法人HRﾋﾞｼﾞﾈｽﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ 横浜事務所）をお招きし、平岡先生より「労働事件の紛争解決制度」について、菅原先生より「ケース別労働契約の終了と雇用保険離職票（離職理由）の書き方」についてご講演いただきました。いずれも実務で問題になる興味深い点を取り上げた内容であり、社会保険労務士及び弁護士においても非常に有益なご講演でした。お忙しい中お引き受けいただきました両先生には改めて御礼を申し上げます。
　講演後は、近くの中華料理店に場所を移動して、懇親会を開催しました（４２名参加。法曹会２０名、社会保険労務士白門会２２名）。若手からベテランの先生方までご参加いただき、双方の業務を中心に幅広い話題で交流するができ、懇親を深められたと思います。

　公認会計士白門会との交流会は、業務上の関わりが深いことから、毎年行われておりますところ、本年度は、令和７年１月２４日（金）に中央大学駿河台キャンパスにて開催されました。
　第１部の講演会（３５名参加。法曹会１９名、公認会計士白門会１６名）では、公認会計士白門会より那須美帆子先生（公認会計士 PwCリスクアドバイザリー合同会社 執行役員　パートナー）をお招きし、最近ニュース等で話題となっております「フォレンジックの現場」についてご講演いただきました。フォレンジックは、企業の不正調査はもちろん、刑事事件、民事訴訟など、証拠の客観性と信頼性が重要な案件において特に重要となりますが、那須先生のお話は法曹会の参加者にも大変興味深い内容で、講演後も質疑応答がなされるなど、好評なご講演でした。お忙しい中、講師をお引き受けいただきました那須先生には心より御礼を申し上げます。
　講演後は、駿河台キャンパスから場所を移し、近隣の中華料理店にて、懇親会を開催しました（３４名参加。法曹会１８名、公認会計士白門会１６名）。若手からベテランの先生方まで幅広くご参加いただき、円卓を囲みながら、双方の業務を中心に活発に交流することができ、大いに懇親を深めることができました。
　今後も公認会計士白門会との交流会は定期的に開催される予定となっておりますので、ご都合がつく先生方は、ぜひご出席いただければ幸いです。