中央大学法曹会

ホーム>活動報告>総会・常任幹事会・幹事会

総会・常任幹事会・幹事会

2023年10月14日中央大学法曹会主催講演会『君たちが築く未来の法曹界』

山岸先生のご講演

令和5年10月14日(土)午後3時から、中央大学茗荷谷キャンパスにおいて、中央大学法曹会主催講演会が開催されました。
 
1 第1部では、元日本弁護士連合会会長の山岸憲司先生による「近未来社会における法曹の役割」と題する基調講演が茗荷谷キャンパス1階の特大教室にて行われました。
  山岸先生からは、これからの法曹、その活躍の場はどう広がるか。さまざまな権力構造の中で権力によって権利を侵害された者、不利益を受けた者を救済することが紛争の解決とともに司法の大きな役割であり、我々法曹の役割である。法曹は闘うための武器の正しい使い方を習得し、磨き上げる必要があるという理念の話から、日弁連の役割、近時話題となっている第三者委員会まで幅広い法曹の活躍の場について講義を頂きました。
学生も山岸先生のお話に真剣に耳を傾けており、法曹の社会的役割を認識してくれたものと思います。
2 第2部の個別セッションでは、「現代社会における法曹の意義」、「弁護士業務(主として民事)の変化とやりがい」、「刑事弁護の進歩と醍醐味」、「女性法曹の社会的意義」、「法曹業務の拡大」という在学生に関心のある5つのテーマを設けて、各教室20名程度でセッションを行いました。
この個別セッションには、山岸憲司先生を始め、各テーマを語って頂くに相応しい法曹会会員が参加し、学生と質疑応答を含めて内容の濃いやり取りがなされました。
3 第3部の懇親会では、会場を茗荷谷キャンパス地下1階の学生食堂に移し、法曹会会員と学生が食事を共にしながら実際の弁護士業務での苦労話や就職に関する話題まで長時間に亘って積極的な談笑の輪が広がりました。
4 今回の講演会は、中央大学法曹会として初めての試みでしたが、在学生からのアンケート結果によれば、法曹としてあるべき姿が分かった、実際に弁護士として働いている人の生の声を聴くことができる貴重な機会だったなど好評な結果となりました。
次年度以降も今回のような講演会を企画するか他の企画とすべきか等検討要素はありますが、当会は引き続き母校中央大学法学部生のための活動を続けていく予定です。
事務局長 弁護士 畑 克海

ご講演の様子

個別セッションの様子

個別セッションの様子

懇親会の様子

投稿日時:2023年11月24日

ページの先頭へ